高野山 宿坊 大円院
    (だいえんいん)
     Daienin Temple 
          10.Nov.2002
           天空仙人の神社仏閣めぐり

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「山門」
Sanmon
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「厄除け観音」
Yakuyoke Kannon
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「宝来 寿」「宝来」
HouraiHourai
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高野山 大円院(だいえんいん)

Daienin Temple Ninja Jinja

和歌山県伊都郡高野山

Koyasan,Ito-gun,Wakayama


大円院

大鬥院略縁起

延喜年間(901〜923)聖宝理源大師の開創で、もと多聞院といったが、 大檀主立花宗茂の法号大円院殿をその寺名とした。 当院の住職第八世の阿浄律師は、世に滝口入道とよばれた平家の武将・斉藤時頼の後身で、 寺内に恋人横笛が鶯となって来たという梅の木や井戸があり、この物語とともに、 入道が横笛の菩提を弔うため自ら彫刻したとつたえる当院の本尊阿弥陀如来像を、鶯の弥陀とよんでいる。

尚、昭和42年8月16日一の橋大円院墓地に、第十四期海軍飛行予備学生、 戦没学徒慰霊塔『あゝ同期の桜之塔』(高さ10メートル)が建立されその菩提所でもある。

宿坊 大円院


当院の施設

収容人数 団体 220名

○室数 個人 38,舞台付大広間(110畳)

○あゝ同期の桜之塔

一の橋上より左杉緑の中に望まれる第十四期海軍飛行予備学生戦没学徒慰霊塔。 愛慈の観音の千手と、憤怒の明王不動の焔をかたどり、”愛と怒り”を主題とする記念柱が、 南冥の海を象徴する碧釉陶胴張りの堂上に聳立する。 別称『火焔千手の塔』高さ10メートル、昭和42年8月16日建立され、同菩提所となる。


御参拝順路

○大 門

高野山の総門、幅十間、奥行四間、高さ二十三間、銅瓦葺の巨大なもので、 左右の金剛力士は浪華法橋運長の作という。寛永二年(1625年)落慶供養。

○金 堂

一山の講堂、弘仁年間弘法大師の創建による嵯峨天皇御願堂である。 現在の建物は、昭和7年に再建されたもの、本尊は丈六の薬師如来(秘仏)で壁画は木村武山の筆。

○大 塔

真言密教の根本道場で、高さ十六丈、16間4面、本尊は胎蔵界大日如来と金剛界4仏、 現在の建物は、昭和9年に完成なったもの、勅額弘法の二字は内部正面の欄間に奉掲されている。 壁画は堂本印象の作。

○霊宝館

一山の宝物5千余点を収蔵し、一般の観覧に供する。(大正10年)

○金剛峰寺

豊臣秀吉が、文禄二年(1593年)に亡母追善のため、建立したもので、 当時青厳寺といったが、今は全山の総称である金剛峰寺と号し、 真言宗の総本山で全国に四千余の末寺をもっている。

○徳川家霊台(権現堂)

徳川家康、秀忠両公をまつる建物で、寛永20年三代将軍家光の建立による。 その華麗なさまは日光の東照宮を思わせる。

○灯籠堂

老女お照が黒髪をきって、親の菩提のために供えた「貧女の一灯」が「白川灯」や全国信者の供えた万灯とともに、 不滅の信仰にかがやいている。

○奥之院御廟

承和2年(835年)3月21日弘法大師が御入定せられた処で、 今もなお大師の、み姿や、お言葉が香煙の中に、まざまざと感じられる。 左に納骨堂、右に一切経蔵(石田三成建立)がある。


高野山の沿革

「弘仁7年(816)弘法大師が朝廷(嵯峨天皇)に高野の地を請い、翌弘仁8年七里四方を結界し、 丹生・高野の両明神を勧請して開創される。 大師御入定後、第二世真然大徳等によって伽藍堂塔が整備され、金剛峯寺と号し今日に至る。 現在、金剛峯寺を中心に123ヵ寺、大学・高校等の教育機関等もあり、 真言密教の修行道場や入定信仰の中心地で、日本の総菩提所でもある。


大円院縁起

当院は聖宝理源大師の開創にして延喜の始め宗祖大師の御廟所を拝し奉らんとて当山に登り、 草庵を結び禅観し給ふ処なり。 当院第八世阿浄律師俗称斎藤時頼世に滝口入道と称し、小松内大臣平重盛公の侍臣なりしが、 出家の後当院に来り住居せし処、建礼門院の雑司横笛入道を慕い鶯となりて飛び来り当院の庭の梅に宿りて愁腸を囀りしが、 遂に寺内の井戸に落ちて死せり。入道為めに本尊阿弥陀如来を彫刻し其鶯を如来尊像の中に納めて 横笛の菩提をとむらいき、之れ所謂宗祖大師引入の方便にして恋によせて摂取せられし因縁とぞ知られける。 世に本尊を鶯の弥陀と唱へ、其井戸を鶯井と云い、庭の梅を鶯梅と云う。

大円院 しおり より


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