東大和 圓乗院(えんじょういん)
     Enjoin Temple 
         武蔵野観音霊場 第八番
          22.April.2015
           天空仙人の神社仏閣めぐり

東大和 圓乗院
「東大和 圓乗院」

東大和 圓乗院
「東大和 圓乗院 千体地蔵」

東大和 圓乗院 六地蔵
「東大和 圓乗院 六地蔵」

東大和 圓乗院 山門 写真 東大和 圓乗院 本堂 写真
「山門」「本堂」
SanmonHondo
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東大和 圓乗院 山号額 写真 東大和 圓乗院 灯籠 写真
「山号額」「灯籠」
SangogakuToro
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東大和 圓乗院 六地蔵 写真 東大和 圓乗院 六地蔵 写真
「六地蔵」「六地蔵」
RokujizoRokujizo
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東大和 圓乗院 金剛力士像 写真 東大和 圓乗院 金剛力士像 写真
「金剛力士」「金剛力士」
Kongo RikishiKongo Rikishi
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東大和 圓乗院 聖観世音菩薩像  写真 東大和 圓乗院 延命子育て地蔵尊 写真
「聖観世音菩薩像」「延命子育て地蔵尊」
Shokanzeon-BosatsuzoEnmei-kosodate-jizouson
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東大和 圓乗院 釈迦誕生像 写真 東大和 圓乗院  写真
「釈迦誕生像」
Shaka-tanjouzo
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東大和 圓乗院  写真 東大和 圓乗院  写真
「仁王像」「仁王像」
NiouzoNiouzo
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東大和 圓乗院 天燈鬼 写真 東大和 圓乗院 道祖神 写真
「天燈鬼」「道祖神」
TentokiDosojin
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東大和 圓乗院 六面地蔵石幢 写真 東大和 圓乗院 西の河原 地蔵和讃 写真
「六面地蔵石幢」「西の河原 地蔵和讃」
Rokumenjizo-SekidoJizo-wasan
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東大和 圓乗院  写真 東大和 圓乗院  写真
「千体地蔵」「千体地蔵」
Sentai-JizoSentai-Jizo
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東大和 圓乗院 天人像 写真 東大和 圓乗院 天人像 写真
「天人像」「天人像」
TenninzoTenninzo
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ハナミズキ

東大和 圓乗院  写真 東大和 圓乗院  写真
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東大和 圓乗院  写真 東大和 圓乗院  写真
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東大和 圓乗院(えんじょういん)

Enjoin Temple

東京都東大和市狭山3−1354

3-1354,Sayama,Higashi-yamato-shi,Tokyo

札所本尊 如意輪観音 本尊は錐鑚(きりもみ)不動尊

【御詠歌】

すみわたる 心も月もまどかにて 愛宕の山に 光り輝く


圓乗院

東大和公園の東側に隣接しています。 この寺院は、過去に不慮の災禍で古記録が消失したため、創建当時の事情は定かではありません。 ただ、この寺院にある歴代塔には、賢誉法印(平治元(1159)年寂)を始祖とするという記録があります。

徳治2(1307)年の年号のある板碑は、市郷土資料になっています。 また、鐘楼門(梵鐘を懸けた山門)は寛延2(1749)年に建てられたものです。 山門と美しい庭園がやすらぎを与えてくれる静かな寺院です。

ふるさとふれあい振興事業

境内 案内板より


徳治二年銘の板碑

 円乗院が所有するこの徳治二年(1307年)銘の板碑は、市内でも古い紀年銘をもつ板碑である。

 長さ73センチメートル、幅21.5センチメートルの石造(緑泥片岩製)で、現在本堂に保存されている。

 板碑(青石塔婆とも呼ぶ)は、墓標ではなく、供養塔でそのまま墓碑として使用されたことはきわめて少なかったようである。 現在、墓石のうしろへたてられる木製の卒塔婆が、板碑と同じ意味をもつものである。

東大和市教育委員会

境内 案内板より


これは昔し街かどでよく耳にした

西の河原 地蔵和讃の一部です

これはこの世のことならず

死出の山路の裾野なる

西の河原のものがたり

聞くにつけても哀れなり

二つや三つや四つ五つ

十にもならぬ幼な子が

西の河原に集りて

西を向いては父こいし

東を見ては母こいし

こいしこいしと泣く声は

と歌われるように何らかの理由で幼くして先立つたわが子に寄せる親のやるせない深い悲しみの声に満ちております

しかし

そのとき 能化の地蔵尊

光ほのかに 現れて

なよわが子等よ 泣きやめよ

われは 地蔵菩薩なり

われを 冥土の父母として

ひとすじにこそ 頼めかし

御声と共におく袖に

だきしめ給うそ尊けれ

境内 石碑 より


千体地蔵尊造顕之記

仏像の造立と仏塔の建立は仏果円満の布施の心によって  人々は善根や功徳を積むことができると 宗祖弘法大師 空海 は造顕の尊さをわたくし達の教えております

偶々昭和59年は宗祖大師ご入定壱千壱五十年にあたり 御遠忌の法縁を記念して我等思いを一つにし この世に生を享け成人に至らず逝かれた子たち 不運にもこの世の光りはもとより父母の顔すら見ることなく露と消えた水子たちの霊をお祀りし お慰み申しあげるために 千体地蔵尊像の造顕を発起計画いたしました

わたくし達発起人 世話人 はあい寄りあい集い 名称を愛宕山地蔵講と定め 昭和58年の初頭に結成し3月末には総工費二千余万円の浄財を基金として  聖域の造成工事に着手しほゞ半年にして一部を残し恙なく完了をみたのであります 同年8月の地蔵盆には本講の規約に随って  第一回の地蔵まつりを千体地蔵尊の開眼・大法要として厳粛な中に賑々しく年祭を執り行いました

御本尊錐鑚(きりもみ)不動尊のご宝前よりご分灯を頂戴して奉安者が手に手にお明かりをお供えする千灯供養の光景は まさに 荘厳浄土具現の感を等しく見るものに与えたのであります

この一大浄業の完成を機に特別のご信仰を頂いた方々のご厚志に酬ゆるため ここに千体地蔵尊の供養塔を建立し 永くその名を刻み謹んで 報恩の誠を祈念いたすものであります


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